結論から先に言うと、今日、会社を辞めた。

職場で倒れて搬送された病院とは違う病院に行き、とにかく身体の異常を訴え、サクッと、一週間の安静を要すると記された診断書をゲッツ。案外、簡単に手に入るものなのね。

病院の帰りにダイソーで便箋と封筒を購入し、帰宅後、早速退職願を書く。こういう行動だけは早い俺。

翌々日、退職願アンド診断書を手に、会社へ。

直属の上司と、専務を交えての話し合いの結果、一週間の自宅療養は認められるも、退職の件は保留。

一週間の自宅療養後、つまり今日出社し、改めて退社の意思を伝えたところ、あっさりと受理された。

（助かった･･････）

拍子抜けしたとか、あまりにも事がスムーズに進んだので、逆に不安になったとか、そういう感情は全く無く、ただ純粋に、助かったという感情が胸に溢れてきた。

今日はよく眠れそうな気がする。

一週間前、会社で倒れた。

ひどく暑い日だったことを覚えている。

その日は、朝から凡ミスを繰り返し、ミーティングで吊るし上げられ、改善報告書と言う名の反省文の提出に頭を悩ませながら、休憩室で座った途端、立ち上がれなくなった。

意識はハッキリとしているのだが、何故か（このまま立ち上がらなくても良い･･･）という思考で支配されていた。

最終的に救急車で病院に搬送されたのだが、まあ当然のごとく、軽い脱水症状以外に異常は無く、点滴一本打って終了。

問題は、次の日から会社に行けなくなった事だ。

なんとか会社にだけは欠勤の連絡は入れた。昨日の今日なので、まあブツブツ言われながらも、何とか二日間の休暇をとることが出来た。

ただ困ったことに、今後一切、会社に行く気はない。もう、清清しい程までに、無い。どうしよう･･･。